中途覚醒を伴う睡眠障害は、初期対応が肝心。薬とうまく付き合っていくコツ

今や何らかの睡眠障害を抱えている人が4~5人に1人はいると言われている時代です。

睡眠障害=不眠症というイメージが強いと思いますが、実は「眠れない」だけが睡眠障害ではありません。

夜中に何度も目が覚めてしまったり、寝ても寝ても眠いという症状も、れっきとした睡眠障害の一つなのです。

睡眠障害は現代病と呼ばれているので、原因はストレスだと考えられがちですが、もちろんストレスだけが原因になっているわけではありません。

まずは自分が睡眠障害であることを認識し、早めに対処法を考えていく必要があります。

中途覚醒と薬

今回は、中途覚醒を伴う睡眠障害について考えてみました。
中途覚醒の症状や改善法、薬との付き合い方についてご紹介します。

中途覚醒とは

中途覚醒は睡眠障害の中でも最も症状を訴えている人が多いもので、夜中に何度も目が覚めてしまう状態を言います。

眠りが浅い、トイレが近いという理由で夜中に1度や2度目が覚めてしまう人はたくさんいますが、中途覚醒の場合はそういった理由は関係なく、夜中に何度も起こります。

寝付きは良いので睡眠障害であることに気づきにくいのですが、実は「隠れ中途覚醒」だった、という人は思っている以上にたくさんいるようです。

改善方法

中途覚醒の状態が何日も続くと、慢性的な睡眠不足により様々な体調不良が現れてきてしまいます。

原因を考え、早期に改善策を練ることで、症状を軽く済ませることは十分に可能です。

中途覚醒の改善策としては、

  • 睡眠時無呼吸症候群や、その他眠りを妨げる原因がないか確認し、治療する
  • 寝る前のアルコールを控える
  • ストレス解消法を見つけ、ストレスを溜めこまないようにする

などが考えられます。

特に就寝前のアルコールは「眠りを深くする」という誤解を招きがちですが、実は眠りの質を悪くする原因になるということを覚えておいてください。

薬との付き合い方

様々な対策でも中途覚醒が改善されない場合は、薬に頼ることも考えなければなりません。

いつまでも症状が改善されずに慢性的な睡眠不測の状態が続くことの方が、ずっと怖いのです。

不眠の原因となる不安や緊張を和らげる安定剤や、睡眠ホルモンに似た働きをする薬を持続的に服用することで、中途覚醒を改善できる可能性は十分にあります。

「睡眠障害の治療薬」と聞くと怖いイメージがあるかもしれませんが、上手に付き合っていけば薬は怖いものではありません。

ただ、自己判断で市販薬を飲むのはお勧めできません。
必ず専門の医療機関を受診し、医師が処方した薬を飲むようにしましょう。

最後に

中途覚醒を始めとする睡眠障害は、初期症状のうちに対応することで簡単に改善出来る場合がほとんどです。

怖いのは症状に気付かず放っておいて悪化させることなので、「おかしい」と思ったら早めに医療機関に相談してみましょう。

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