実は怖い子どもの睡眠障害!症状と対策を検証する

実は怖い子どもの睡眠障害!症状と対策を検証する

赤ちゃんは生後4ヶ月くらいまでに、「昼間起きて夜眠る」という生活リズムが出来上がります。
脳が発達途中であるこの時期に、しっかりと正しい生活リズムを植え付けてあげることが親として大切な役割なのです。

しかし、近年は子どもの睡眠障害が急増していると言われています。
睡眠障害と言えば、不眠症や過眠症などが思い付くと思いますが、「子どもに睡眠障害なんて起こるわけない!」と思っている人も多いでしょう。
でも実際にあるのです。

そしてまだ発達途中である子どもの睡眠障害は、大人以上に危険です。
子どもの睡眠障害にはどのような症状があるのか、どのように危険なのか、改善するにはどうしたら良いのか、考えてみましょう。

子どもの睡眠障害

症状

■睡眠時無呼吸症候群
よく、おおきないびきをかいて寝ていると思ったら突然呼吸が止まり、数秒後にまたいびきをかき始める人がいます。
これは睡眠時無呼吸症候群という病気で、大人だけでなく子どもにも発生する恐れがあるのです。

子どもの睡眠時無呼吸症候群の原因となっているものは、ほとんどが扁桃腺の肥大で、治療することで改善されることが多いようです。
睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に脳や血液中に送られる酸素の濃度が低くなることで、子どもの発育障害を引き起こす危険性があります。

睡眠時間を十分に取っているのに日中眠そうにぼーっとしていたり、集中力がなくなったりしている様子を見かけたら、注意が必要ですよ。

■夜鷹症
小学校低学年くらいの年齢に多いのが、夜鷹症です。
寝ていると思ったら突然起きだして、叫び声を上げ、呼吸が早くなり汗をかくことも多いようです。
毎晩このようなことが何度も繰り返されると親も不安になり病院に連れて行こうとしますが、思考力の発達によるものや昼間受けたストレスが原因と考えられる場合がほとんどなので、自宅で改善することは十分に可能です。

ストレスを取り除き、睡眠中の環境を良くしてあげることで症状が治まる子どもが多いようです。

■睡眠時遊行症
いわゆる「夢遊病」と呼ばれるもので、4歳~8歳くらいの子どもに多く見られます
睡眠時に突然立ち上がって歩き始める睡眠時遊行症は病気ではありませんので、ほとんどのケースが心配する必要はありません。

深く眠っている状態のときに起こるので、本人は覚えていないようです。
しかし、まれにてんかんなどの前兆として起こる場合もありますので、あまりにも続くようなら専門機関に相談してみると良いでしょう。

■夜尿症
6歳を過ぎても継続的におねしょをする場合、夜尿症が疑われます。
夜尿症も多くの場合は治療は必要ありませんが、子どもが成長していく上でおねしょを繰り返してしまうことをストレスに感じてしまうこともあります。

気になるようなら専門機関に相談し、薬を処方してもらいましょう。

子どもの睡眠障害を改善するには

■生活リズムを整える
最近は塾通いや親の仕事の関係で、子どもの就寝時間が遅くなってきているという報告があります。
子どもは当然、大人よりも長い睡眠時間が必要になりますので、朝学校や幼稚園に行く為に早く起きるには、それだけ早く寝る必要があるのです。

生活リズムが崩れた子どもは睡眠中に何らかの障害を起こしやすくなります。
一度生活習慣を見直して、正しいリズムを体に覚えさせてあげてください。

■寝心地の良い環境を作る
枕やマットレスを子どもに合ったものにしたり、寝室の照明を変えてみたり、寝室の湿度や温度を適切に保つようにすることで、寝心地の良い環境を作ってあげてください。
それだけでもぐっすり眠れるようになり、睡眠障害を克服できる場合もあるのです。

また、就寝時に家全体の照明を消し、家族全員で寝るようにするのもおすすめですよ。

■ストレスを取り除く
子どもは日中感じたストレスを抱えたまま眠ると、睡眠障害を起こしやすくなります。
学校や塾、家庭内でストレスを感じていることはないか、よく観察してあげてください。

また、引越しなどの環境の変化によってストレスを感じている場合もあります。
出来るだけ早く環境に慣れるようにサポートしてあげましょう。

■就寝前に脳を刺激しない。
ゲームや携帯電話を就寝直前に使用していると、交感神経が刺激されて睡眠障害の原因となります。
夜9時以降は使用を避けるようにしましょう。

また、塾などから帰宅してすぐに就寝すると、脳が興奮したままの状態になっていますので、少し時間を開けるようにすると良いでしょう。

最後に

子どもの睡眠障害がなぜ怖いかというと、睡眠中に何らかのトラブルが起こることにより、熟睡出来ていない状態が続くためです。
発達途中の子どもにとって寝不足の状態が続くことは心身ともに危険です。

健やかな睡眠がとれるように、努力していきましょう。

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