治療方法はどうすればいい!特発性過眠症の2つの治療法を紹介

  • 夜ちゃんと眠っているのに日中急激な眠気に襲われる
  • 日中突然眠り込んでしまう
  • 寝起きがスッキリしない

あなたはそんな症状に悩まされていませんか?

それは単なる眠気ではなく、「特発性過眠症」と呼ばれる睡眠障害の一種かもしれません。

過眠症と言えば「ナルコレプシー」が有名ですが、ナルコレプシーとはまた違った症状の過眠症として区別されているのが、「特発性過眠症」です。

特発性過眠症の治療方法

周囲の理解を得られにくい特発性過眠症ですが、実はその症状に悩まされている人はそれほど少なくありません。
治療法についてはどうなっているのでしょうか。

睡眠習慣の改善

特発性過眠症の診断は大変難しく、似たような症状を示す「長時間睡眠者」と間違われることが度々あります。

特発性過眠症と診断された場合は、ほとんどが自然治癒することはありません。

しかし、まだ確実な治療法が明らかにされておらず、現在のところは「睡眠習慣の改善」と「精神刺激薬による治療」によって対処されています。

まず自宅でも出来る「睡眠習慣の改善」についてですが、あらゆる睡眠障害の症状は、これによって大きく改善することが可能です。

毎日の就寝時間、起床時間を一定にする、就寝前に精神をリラックスさせる、朝目が覚めたら太陽の光を浴びる習慣をつける等、比較的簡単に実行できることばかりなので、ぜひ試してみてもらいたいものです。

また、寝室や寝具の環境を見直すことも大切です。

例えば寝室の照明の明るさはどうか、湿度温度は適切か、外からの騒音は聞こえてこないか、枕は自分に合ったものを使用しているか、改善の余地がないかよく考えてみてください。

精神刺激薬による治療

特発性過眠症の治療には、ナルコレプシー同様「モダフィニル」などの精神刺激薬が使われます。

モダフィニルは覚醒促進作用を発揮する薬であり、日中の過度の眠気に対する治療薬として位置づけられていると共に、海外では睡眠時無呼吸症候群の治療薬としても使われています。

精神刺激薬にはモダフィニルの他にもメタンフェタミンやメチルフェニデート、ぺモリンなどもありますが、モダフィニルが最も副作用の少ない薬であることから、特発性過眠症を始めとする過眠症の治療にはモダフィニルが使われることが多いようです。

モダフィニルの服用により、特発性過眠症の症状が緩和または改善された例は少なくありません。

ただし、モダフィニルは覚醒作用が強いことから、午後15時以降に服用すると夜間の睡眠に障害をきたすことになるため、夕方以降の服用は避けなければなりません。

最後に

特発性過眠症は1957年に発表された睡眠障害ですが、その発症原因は明らかになっていません。

原因不明の睡眠障害に悩まされている人たちを救うためにも、一刻も早く特発性過眠症の確実な治療法が見つかることを祈ります。

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