寝過ぎからくる睡眠障害も!過眠症やナルコレプシー(居眠り病)にご用心

寝ても、寝ても、寝足りない。

夜に十分な睡眠をとっているのにもかかわらず、昼寝をしても、いつまでも眠くて、起きていられないような状態が続く場合、または反復的に眠気が起こって日常生活に支障が出る場合には「過眠症」という場合もあります。

睡眠障害といえば、眠れない状態が続く「不眠症」がすぐ思いうかびますが、この「不眠症」とは対照的な「過眠症」に属される睡眠障害です。

眠りたいのに眠れない、又は朝起きた時に熟睡した感覚が得られず、スッキリしない。

そんな「不眠」の症状を訴える人は実に多く、慢性的な不眠を抱える方の辛さは計り知れません。

しかし、この「過眠」の症状は、ある意味「不眠」よりも厄介です。

自分の意思と関係なく、眠り込んでしまい、又はところ構わず強烈な眠気に襲われる訳ですから、生活に支障が出ない訳がありません。

「過眠症」といっても、原因や症状により様々な種類があり、治療法も様々ですので、特徴的な症状が見られる「ナルコレプシー」を中心に、いくつか代表的なものを紹介します。

ナルコレプシー

ギリシャ語で「眠り・麻酔」の意味する「ナルコ」と、「発作」という意味の「レプシー」が語源で、別名「居眠り病」とも言われている疾患です。

十代で発症することが多く、ピークは14才ぐらいといわれています。

年齢的な特徴ゆえにADHD(注意欠如・他動性障害)と誤診されることもあり、中高生の不登校や引きこもりの原因となっている場合も考えられるので、思い当たる場合には、適切な診断・治療を受けることが大切です。

特徴的な症状 ①前兆がある

一日に何度も、突然強烈な睡魔に襲われ居眠りをしてしまうのですが、その時間は10分から20分程度と短くスッキリ目覚める事が多く、1時間を超えて眠ってしまうような事はあまり無いようです。

この強烈な睡魔を「睡眠発作」といいますが、この発作の前兆として
・目の焦点が定まらない
・頭がガクンと前に倒れる
・両手、両足が重たく感じられる
などの症状が現れることがあります。

特徴的な症状 ②情動脱力発作

ナルコレプシーである場合には、喜怒哀楽によって興奮状態になった時に、顔が無表情になったり、「ろれつ」が回らなくなったり、手にもっていたものを落としてしまう等、全身または体の一部の力が抜けてしまう「情動脱力発作」をおこす事があります。

この発作は2、3秒か長くても数分で、発作が起きている間の意識ははっきりしています。

発作の回数には個人差があり、日に何度も発作を繰り返す場合もあれば、年に1、2回程度のこともあります。

情動脱力発作を起こさないタイプのナルコレプシーもあり、この発作の有無で診断上、
「情動発作を伴うナルコレプシー」と「情動発作を伴うナルコレプシー」とに分類されます。

特徴的な症状 ③金縛り

寝入りばなに金縛りや、入眠時幻覚(幻覚や幻聴)の症状が出やすいことも、ナルコレプシーの特徴のひとつです。

通常の睡眠では、寝入りばなはまず、ノンレム睡眠という深い眠りに入り、次に夢をみるレム睡眠に入るのですが、ナルコレプシーの人は「睡眠開始時レム睡眠」といって、いきなりレム睡眠が始まってしまうためです。

突発性過眠症

ナルコレプシーと同じく、日中、慢性的に眠気に襲われ居眠りしてしまう症状ですが、ナルコレプシーほど、我慢できないほどの強い眠気ではありません。

年齢的には、10代から20代前半に発症することが多く30代を超えて発症することはあまりないようです。

数分の居眠りでスッキリ目覚めるナルコレプシーとは対照的で、眠ってしまうと、1時間から数時間と長く寝入ってしまい、起きてもすっきり目覚めることができず寝ぼけのひどい状態が表れるのが特徴です。

反復性過眠症

原因がわからず、治療の難しいタイプの過眠症です。

数日から数週間続く過眠期が、繰り返し訪れます。

クライネ・レビン症候群がこのタイプの過眠症の代表的なもので、異常な食欲を示したり、攻撃的になったりといった異常行動を伴います。

10代の初期に発症することが多い非常に希な疾患ですが、殆どは成人までに自然に治ってしまう傾向にあるようです。

行動起因性睡眠不足症候群

ひとことで言えば、慢性的な睡眠不足の状態です。

単なる睡眠不足とはいえ長期間に及ぶ場合には、うつ病をはじめ様々な病気の発端となりかねません。

必要な睡眠時間を充分摂れば良いわけですが、自覚の無い方が多く治療は長期間に渡ることが殆どです。

必要な睡眠時間は、個人差があり人によってまちまちです。

昼間に眠くて仕方がない場合には、まず自分で慢性的な睡眠不足に陥っていないか振り返ってみることが大切です。

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