体内時計が乱れた場合の睡眠障害

体内時計が乱れた場合の睡眠障害

時差ボケや夜更かしの仕事が続いた時に体調がおかしくなった経験をした人は多いと思います。

これは生活時間の急激な変化に体内時計が付いて行けなくなることで起こる症状で、睡眠障害が主症状となります。
これは概日リズム性の睡眠障害と呼ばれるもので、通常は2・3日で回復し睡眠時間も元に戻りますが、これが慢性化して睡眠・覚醒のリズム障害となる場合があります。

この症状は朝起きられない、夜眠れないということで、このことは誰でも経験していると思いますが、この症状の原因は入眠時間と覚醒時間が、一般の方と比べてはるかに遅くなるという特徴があります。

入眠時刻は夜明け頃となり、覚醒時刻は午後になるということだけで、睡眠時間中はトラブルもなく途中での覚醒もない状態ですから時間のズレ以外は健康な状態なのです。

時間をフレックスに調整出来る芸術・芸能関係ではこのパターンで生活している方も多いようですが、一般の人の場合は仕事や学校などに対応出来ず大きな問題となってしまいます。

この症状では睡眠・覚醒リズムの基本となる体内時計が障害を起こしているため、無理に通常の時間に合わせてしまうと不眠症となってしまいます。

この症状が起こりやすいのは10代後半から20代前半にかけてで、周囲からは単なる朝寝坊とか怠け者と誤解されることが多いので要注意です。

治療法としてはビタミンB12の服用や覚醒時に3千ルクス以上の光の照射などでリズム同調機能を高めることですが、個人では難しいため早めに医師に相談することが大切です。

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