病院に行くべき?たっぷり寝ているのにだるくて眠い。それって過眠症かも。

「睡眠障害」と聞くと、「眠れない」、「不眠症」というイメージが強いと思いますが、実はその逆で、「寝ても寝ても眠い」という症状も、睡眠障害なのです。

「昨日たくさん寝たのに眠い」と言っている人を見て、大抵の人が「よく寝る人だ」、「怠けている」という印象を持つでしょう。

実際に日中居眠りをしていたりしたら、周囲から見て良い印象はありませんよね。

でも、実は日中の居眠りも、単なる怠けなのではなく、病気のせいである可能性があるのです。

「睡眠時間をたっぷりとっているのに、日中まだ眠い。だるい。」
そんな症状は「過眠症」と呼ばれる睡眠障害の一種です。

過眠症について

「過眠症」とは、一体どのような睡眠障害なのでしょうか。
改善法はあるのか、病院へ行くべきなのか、まとめてみました。

過眠症とは

過眠症とは、夜十分に寝ているのに、日中激しい眠気に襲われて、日常生活を送るのが困難になる睡眠障害です。

原因ははっきりと解明されていませんが、脳内の覚醒維持機能に異常をきたすことが原因と考えられている説もあるようです。

日中耐え難い眠気に襲われ、30分以内の短い居眠りをすることで頭がスッキリするのが特徴の「ナルコレプシー」、夜間10時間以上寝ていても、日中1時間以上の居眠りをし、それでもなお眠気が持続する「特発性過眠症」、3日から3週間強い眠気に襲われる日が続いた後、まったく症状がなくなる時期がくるのを繰り返す「反復性過眠症」があります。

改善法

過眠症の改善方法としては、規則正しい生活習慣を送ることや飲酒の制限、ストレスの緩和などが挙げられますが、それでも症状が改善されない場合は、薬が処方されます。

中枢神経を刺激する薬や夜間睡眠を改善するための短時間作用型睡眠薬、睡眠ホルモンと似た作用を持つ薬を服用することで、過眠症の症状が良くなる場合もあります。

病院

過眠症の原因は様々ですので、それによって受診すべき病院も変わってきます。

例えばストレスが原因なら精神科や心療内科、脳障害が原因なら神経内科、睡眠時無呼吸症候群が原因なら呼吸内科、というように、複数の病院を受診しなければ分からない、という場合もあります。

最近は睡眠専門外来のある病院も増えてきているので、一度受診して、自分の症状や治療法について、相談してみるのもおすすめです。

過眠症は放っておくと日常生活に支障をきたす恐ろしい睡眠障害です。

周りからの理解も得られにくく、社会生活が困難になる危険性もあるので、早期に対応策を考えていかなければなりません。

最後に

あなたの周りに日中居眠りばかりしている人、「こんな時に寝るなんて...」というような大事な場面でも眠ってしまっている人はいませんか?

それはもしかしたら過眠症かもしれません。
早めに専門機関を受診して、治療するよう勧めてあげてください。

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